旅行だけじゃない！羽田空港の楽しみ方とおすすめ観光スポット

東京の空の玄関口、羽田空港。飛行機に乗る際に利用するイメージがありますが、羽田空港には買い物にぴったりなショップや、おしゃれな観光スポットがたくさんあります。
お子様とのお出かけやショッピング、恋人とのデートにもぴったりです。そこで本記事では、羽田空港での楽しみ方や、おすすめの観光スポットをご紹介します。
羽田空港周辺の観光スポットもご説明しますので、休日にどこに行こうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

羽田空港の基本情報

羽田空港の正式名称は「東京国際空港」で、成田国際空港と並ぶ、東京の国際空港のひとつです。

イギリスのSKYTRAX（スカイトラックス）社が実施する「Global Airport Rating（世界の空港ランキング）」では、9年連続で世界最高水準の「5スターエアポート」を獲得しています。
その中でも羽田空港は、世界の清潔な空港ランキングで1位を獲得。日本が世界に誇る空港でもあります。

また、羽田空港にはさまざまなショップやレストラン、飛行機を楽しめる展望デッキなどがあり、旅行に行かなくても楽しめるスポットとして、人気を集めています。

羽田空港には3つのターミナルがあり、それぞれの違いは以下の通りです。

羽田空港	路線	到着する便の航空会社
第1ターミナル	国内線	・日本航空（JAL） ・スカイマーク（SKY） ・スターフライヤー（SFJ）　 ※ANAコードシェア便（38〇〇）を含む
第2ターミナル	国内線	・全日空（ANA） ・エアドゥ（ADO） ・ソラシドエア（SNA）
第3ターミナル	国際線	国際線の航空会社（JAL、ANA含む）

羽田空港への行き方

羽田空港へはさまざまな行き方がありますが、今回は京急線・東京モノレールについてご紹介します。
京急線の品川駅、東京モノレール浜松町駅からの料金・時間は以下の通りです。（第2ターミナルに向かう場合）

	京急線を使ったルート	モノレールを使ったルート
料金（ICカード）	292円	492円
所要時間（乗り換え含む）	エアポート快特　約14分 特急　約20分	空港快速　約16分～普通（各駅停車）約26分
ルート	■品川 　↓（京急線直通） ■羽田空港第3ターミナル ■羽田空港第1・第2ターミナル	■浜松町 　↓（東京モノレール） ■羽田空港第3ターミナル ■羽田空港第1ターミナル ■羽田空港第2ターミナル

その他、リムジンバスやタクシー、NearMeを利用する方法もあります。
各交通手段の比較については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
【完全網羅】羽田空港第2ターミナルを徹底解説！行き方やお土産などを紹介　

ターミナル間の移動方法

ターミナル間の移動には、無料連絡バスがおすすめです。
毎日5時台から19時台までは約4分間隔、20時台から24時台までは約8分間隔で運行しているため、気軽に別のターミナルへ移動できます。

各ターミナル間の移動にかかる時間とバス乗り場

出典：羽田空港ホームページ

また、第1ターミナルと第2ターミナルは、地下2階にある連絡通路でつながっています。
長さは約400mですので、バスを使わなくても徒歩5分ほどで移動可能です。

羽田空港に隣接する商業施設「羽田エアポートガーデン」の楽しみ方

出典：https://www.fashion-press.net/news/98326

2023年1月31日にグランドオープンした「羽田エアポートガーデン」。
ホテル、天然温泉、イベントホール、バスターミナル、ショップ、レストランなどを備える、大型の複合施設です。
羽田空港第3ターミナルの2階から、連絡通路でつながっています。

メインとなるのは、1〜2階。1階にはレストランとバスターミナル、2階にはショップが入っており、ショッピングモールのような雰囲気です。

エリアごとに特色のあるお店が入っているため、それぞれ詳しくご紹介します。

• ジャパンプロムナード
• 羽田参道
• ハネダコレクション
• 羽田フードセレクション

【2階】ジャパンプロムナード｜日本の伝統工芸のショップがズラリ

出典：https://ontrip.jal.co.jp/tokyo/17609677

第3ターミナルの2階からつながる連絡通路「ジャパンプロムナード」には、日本の伝統工芸のお店が並びます。
古くからある日本の工芸品のお店や、最先端の家電ショップまで、飽きのこないラインナップ。
全国で初の直営店を出すお店もあり、散策がてら、のぞいてみたいお店ばかりです。 

福井洋傘

福井の地場産業を活かした手作りの傘を扱っています。丈夫で使いやすく美しい傘は、普段使いにもお土産にもおすすめです。

BAKERY MIYABI　

京都祇園生まれの高級デニッシュ食パンを販売。クロワッサンのような食パンを作りたい、と考案されたMIYABI（みやび）のパンは、外はサクサク、中はしっとりふわふわです。

HARIO Satellite

1921年創業の耐熱ガラスメーカーHARIO（ハリオ）。羽田エアポートガーデン限定デザインや、桜や折り鶴のガラスアクセサリーも。大人気のコーヒードリッパーを始め、キッチン用品も豊富です。

ショップのほか、茶屋や定食屋もあり、食事休憩をはさみながらお買い物ができます。

【2階】羽田参道｜日本らしいお土産を一堂に

出典：https://ontrip.jal.co.jp/tokyo/17609677

連絡通路のジャパンプロムナードを進んだ先にあるのが、「羽田参道」。
日本らしいお土産や雑貨をメインに扱う17店舗が集うアーケードです。
老舗の和食器、Tシャツや帽子など、普段使いにもおすすめのアイテムがそろいます。

京都 六角館さくら堂

関東初進出の、京都の化粧筆専門店。オリジナルの化粧筆”さくら筆”をはじめ、様々な種類の化粧筆を扱っています。

ささら屋

大正13年創業のおかき・おせんべい専門店。富山のしろえびをふんだんに使ったおせんべいや、おかきを販売しています。

si gu sa（シグサ）

日本食に欠かせない、お箸。オリジナルの名入れ箸のほか、かわいらしい箸置きや食器などの雑貨も豊富です。

CHOYA SHIRT

1886年創業の老舗、蝶矢シャツ。専門店ならではのオリジナルデザインが並びます。

【2階】ハネダコレクション｜旅行にぴったりの便利なアイテムがそろう

出典：https://ontrip.jal.co.jp/tokyo/17609677

旅に必要なグッズを見たいなら、「ハネダコレクション」へ。
このエリアでは、化粧品や美容雑貨、スマートフォングッズなど、旅行に便利なアイテムがそろいます。

エクスジェル シーティングラボ

長時間の座り疲れを解決したい方にぴったりな、クッション専門店。携帯クッションも扱っており、フライトやバス移動でのストレス軽減におすすめです。

Anker Store

モバイルバッテリーのブランドとして人気のあるAnker（アンカー）。旅の必需品の充電関連グッズや、オーディオ製品の他、スマート家電も見られます。

ジャパンプロムナード、羽田参道、ハネダコレクションのエリアの他に、本屋やドラッグストア、カフェなどが入っており、2階をぐるりと散策するだけであっという間に時間が過ぎてしまいますね。

最後に、レストランについてもご紹介します。

羽田フードセレクション｜老舗の和食から軽食まで

出典：https://ontrip.jal.co.jp/tokyo/17609677

「羽田フードセレクション」と題し、1階には11店舗、2階には3店舗のレストランやカフェがあります。
カレー、みそかつ、うなぎ、お好み焼きなど、これから旅に出る方は、ぜひ味わっておきたい日本食がずらり。1階にある「大江戸フードホール」は、江戸をテーマにしたフードコートです。羽田空港でのお食事にぴったりな、東京の食材を活かした料理を選べます。

泉天空の湯｜飛行機や富士山を眺めながらの温泉

出典：https://www.shopping-sumitomo-rd.com/haneda/spa-izumi/onsenspa.html

羽田エアポートガーデンには、温泉まであります。
12階には、天然温泉「泉天空の湯」があり、ホテル宿泊者以外も利用できます。 女湯「富士見の湯」からは富士山、男湯「銀翼の湯」からは飛行機を見ることが可能です。
東京湾に囲まれているので、開放感あふれる大浴場を楽しみましょう。
サウナや岩盤浴もあるので、空港×温泉を楽しみ尽くしたい方は要チェックです。

第1ターミナルから第3ターミナルでの楽しみ方

ここまでは、羽田エアポートガーデンの各エリアをご紹介しました。
羽田エアポートガーデンのお店を見て回るのも楽しいですが、空港ならではの観光スポットも外せません。

各ターミナルで楽しめるスポットを、下記の目的ごとにご紹介します。

• 展望デッキ
• 観光スポット
• グルメ
• ショッピング 

※2023年4月現在の情報をもとに作成しています。
臨時休業をしている店舗もあるので、最新の情報は羽田空港ホームページにてご確認ください。

羽田空港の楽しみ方：展望デッキ編

羽田空港でやりたいことといえば、やはり飛行機の離着陸の瞬間を見ることではないでしょうか。
それぞれのターミナルには展望デッキがあり、見える景色も違うため、思う存分飛行機を楽しめます。
どの展望デッキがいいのか悩んでいる方に向けて、各ターミナルの展望デッキの特徴をまとめました。

【T1】夕日や工場夜景が美しい

第1ターミナルの展望デッキは、6階に位置しています。
一部、屋根が付いているエリアもあり、雨天時や日差しが強い日でも安心です。 

第1ターミナルからは、主にJAL、SKY、SFJの飛行機が見られます。
晴れている日には富士山も見えるので、富士山をバックに写真を撮りたい方におすすめです。 また、屋上へと上る階段があり、屋上のデッキからは第2ターミナル方面も見渡せます。

ただし、西向きのデッキですので、写真を撮りたい場合は午前中に行きましょう。
午後は逆光になってしまいますが、日没には夕日も楽しめます。
さらに、川崎の工場地帯が近くにあるため、夜になると美しい工場夜景も見られるのがポイントです。

【T2】ライトアップが映える＆屋内デッキも

第2ターミナルは、5階に展望デッキがあります。
主にANA、ADO、SNAの航空機が離着陸しています。
第2ターミナルの展望デッキからは、東京スカイツリーや東京湾、天気がいい日には房総半島まで見えることが特徴です。デッキは東向きのため、逆光を避けて午後に行くのがおすすめ。 

また、屋内から飛行機が見られる「FLIGHT DECK TOKYO（フライト デッキ トーキョー）」もあり、風が強い日や気温が低い日でも安心して景色を楽しめます。
ガラス越しですが、スペースも十分確保されているので、ゆったり飛行機を見られます。
併設のカフェ「アミーチデルテ」では、飛行機を眺めながらのティータイムも素敵です。 

さらに、3つのターミナルの中で唯一、イルミネーションが行われるのが第2ターミナル。
展望デッキの床にはたくさんのライトが埋め込まれ、夜になると星が輝いているような”星屑のステージ”に早変わり。テーブルやベンチもあるので、夜もゆったり過ごせます。 

天気を気にせず長時間飛行機を楽しみたい方や、ロマンティックな過ごし方をしたい方におすすめです。 

【T3】世界各国の飛行機が見られる

第3ターミナルの展望デッキは5階です。
国際線ターミナルならでは、世界各国の航空会社の飛行機が見られます。
また、正面に管制塔が見えるので、ぜひ写真にも残したい景色です。 

短時間の滞在でも、多くのの飛行機が飛び立っていく姿を眺められるでしょう。

飛行機のデザインを見て、どの国の航空会社なのかを話し合うのも楽しみ方のひとつです。展望デッキには、飛行機のデザインから航空会社を確認できるタッチパネルがあるので、実際に見えた飛行機を確認できます。 

羽田空港の楽しみ方：観光スポット編

せっかく羽田空港に来たのなら、空港らしさや旅行気分を感じられるスポットを訪れてみてください。
羽田空港ならではの観光スポットをご紹介します。

【T1】羽田航空神社｜落ちない神社

出典：https://tokyo-haneda.com/enjoy/recommended_place/index.html

羽田空港の中に、神社があることをご存知でしたか？
その名も「羽田航空神社」。第1ターミナルの1階中央にあります。

こぢんまりとした神社ですが、航空業界の躍進と航空安全を祈念しています。
新橋にある「航空神社」から昭和38年に分霊し、羽田航空神社が建設されました。 

空の安全を願い、これから飛行機に乗るパイロットや乗務員などが参拝されるそうです。
さらに、近年は”航空安全＝落ちない”ことを祈願する神社として、受験生や就職活動中の方も訪れるのだとか。

ぜひ一度神社へ参拝して、旅の安全をお祈りしてみるのはいかがでしょうか？

【T1】ファーストキャビン｜機内のように過ごせるホテル

出典：https://first-cabin.jp/

「ファーストキャビン」は、第1ターミナルの1階にある少し変わったホテルです。
客室が飛行機のビジネスクラス・ファーストクラスのキャビンを模しており、まるで飛行機に乗っているかのような体験ができます。 

キャビン内にはアメニティも充実。
無料のWi-Fiも完備しているので、キャビンやカフェラウンジでのテレワークも可能です。 

羽田空港に宿泊するときにはぜひ一度泊まってみたいホテルの一つ。
第1ターミナル内にあり、すぐに出発ロビーに向かえるので、深夜便・早朝便の際にも利用できます。 

【T3】はねだ日本橋｜旅への架け橋で写真撮影

第3ターミナルは、国際線が就航しているターミナル。
ショップやレストランエリアは「日本らしさ」を感じられる雰囲気です。

4階から5階にかけて、旅への架け橋をイメージした「はねだ日本橋」があります。
吉野産の檜を使用しており、幅・長さは当時の日本橋の半分のサイズで復元されています。 

江戸の日本橋は、五街道の起点の地であり、全国から商人や職人が集まる場所でした。
そのため、羽田空港からの旅の起点として「はねだ日本橋」を渡り、これから始まる旅へ思いを馳せてほしい、という願いを込めているのだそうです。

はねだ日本橋の横には「江戸図屏風」のレプリカもあり、江戸の賑わいを陶器に描かれた絵画から読み取れます。
橋の上からは出発ロビーが見渡せるので、旅ゆく人達を見ながら、次回の旅について想像してみるのも楽しみのひとつですね。

【T3】お祭り広場｜木札に願いを込めて

出典：https://tokyo-haneda.com/enjoy/recommended_place/index.html

第3ターミナルの5階、はねだ日本橋を渡ったところに「お祭り広場」があります。
お祭り広場には、木札の自動販売機が設置されています。
木札は搭乗券を模していて、つい写真を撮りたくなるデザインです。

次の旅をイメージしたり、デートであれば二人の将来について願ったり、この木札に願いを書いて、絵馬のように広場に飾りましょう。

空港を訪れた方の木札を見るだけで、わくわくした気持ちになれることでしょう。 

【T3】TIAT SKY ROAD｜羽田空港について学べるエリアがオープン

出典：https://tokyo-haneda.com/enjoy/recommended_place/index.html

第3ターミナルの5階「TIAT SKY ROAD（ティアット スカイロード）」には、羽田空港に就航している航空会社のモデルプレーンが展示されています。
展望デッキで飛行機を楽しむ前に、どのような機体があるのかを見学するのもおもしろいですね。 

さらに、2023年4月からは「もっと知りたい羽田空港」コーナーが新設。
国際的なハブ空港である羽田空港の役割や、空港で働く方々の仕事風景などを、ムービーとタッチパネルで学べます。
羽田空港についての知識を高めたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか？

羽田空港の楽しみ方：グルメ編

羽田空港で1日過ごすなら、ランチやディナーのお店も確認しておきましょう。こだわりグルメが多くあるため、各ターミナルのおすすめをご紹介します。

【T1】Hitoshinaya｜こだわりの一品

出典：https://www.airport-restaurant.com/restaurant-shop/hitoshinaya/

まずご紹介するのが、第1ターミナル2階にある「Hitoshinaya（ひとしなや）」。
「あさごはん」「十割そば」「華ちらし」の3つの専門店が集まっている、モダンな和食レストランです。
出汁と旬の食材の味、”ひとしな”へのこだわりが詰まっています。

コンセプトの「小さな町家」の通り、軒下で食べるご飯はなんだか懐かしい気持ちに。目の前で職人さんが手作りする様子が見られるので、待っている間も楽しめます。 

【T1・2】cuud｜羽田でしか味わえないカレーうどん

出典：https://www.airport-restaurant.com/restaurant-shop/hitoshinaya/

第1ターミナル2階と、第2ターミナル4階に店舗を構える「cuud（クウド）」。
ものづくりや接客サービスなど、優れた技術を持つ方に贈られる「現代の名工」にも選ばれた、長島博氏が監修したカレーうどんが自慢です。

和出汁とスパイスが効いたカレーうどんは、辛いけれどさっぱり食べられると人気の一品です。第1ターミナルでの出店後、好評を得て、第2ターミナルにも2号店をオープンしました。
さらに、「食べログ うどん TOKYO 百名店 2020」にも選出されており、味の評判もいいお店だといえます。

箸休めのピクルスや、カレースープを割る和出汁など、おいしく飽きずに食べられる要素が満載です。

【T2】Upper deck tokyo｜旅に出かける人を眺めながらランチ

出典：https://dilemmaplus.nhk-book.co.jp/think/3336/

第2ターミナル3階、中央の吹き抜けより右側に「Upper deck tokyo（アッパー デッキ トーキョー）」と呼ばれるフードコートがあります。
ハンバーガー、うどん、ケバブ、寿司、中華など、様々なジャンルの食事を楽しめます。
階下には出発ロビーがあり、これから旅に出る人々を眺めながら食事ができるため、旅に出かける気分を味わえるでしょう。

さらに注目したいのが、フードコートらしさを感じさせない、いすの種類の多さです。
「Upper deck tokyo」には、世界中の様々なブランドから集められたいすが200脚以上あります。

デザイン設計は、東急プラザ表参道原宿などを担当している中村拓志氏。
いすが違うのは、次に空港を訪れたときに、自分が前回どこに座ったか・何を考えたかを思い出せるようにという意図があるそうです。

自分のお気に入りのいすを見つけたら、次回羽田空港に来るときに思い出してみるのも面白いですね。

【T2】羽田エクセルホテル東急｜飛行機をモチーフにしたスイーツも

出典：https://www.tokyuhotels.co.jp/haneda-e/restaurant/plan/100171/index.html

第2ターミナル2階直結の羽田エクセルホテル東急には、ランチやアフタヌーンティーが楽しめるレストラン「フライヤーズテーブル」があります。
フレンチのフルコースやランチブッフェなど、お昼にはしっかり食べておきたい方やデートのときにもぴったりです。
また、レストラン内には、滑走路をリアルタイムで見られるモニターがついており、臨場感も味わえます。

アフタヌーンティーでは、滑走路に見立てたお皿の上に飛行機シューが乗った一品も。
空港らしさとかわいさを両立した見た目に、つい写真を撮りたくなります。
歩き疲れたら、ゆったりとティータイムを取るのもいいですね。 

【T3】江戸小路｜江戸の雰囲気に包まれて

第3ターミナルの4階には、見た目も楽しい江戸の町並みが広がります。
中でも「江戸小路」は、日本の伝統的な工法で江戸の町並みを再現。
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気持ちでショッピングや散策が楽しめます。
日本らしい小物が買えるお土産屋さんや、名店と呼ばれるレストランがずらり。 

おすすめは以下の通りです。

つるとんたん
打ちたて、切りたて、湯がきたてのうどんがおいしいうどん屋。讃岐うどんと大阪の文化を融合させた名店の味が楽しめます。

人形町今半
「世界一のすき焼き屋」を目指す名店。熱々のすき焼きは、肉の旨味を逃がさず炊くのが特徴。江戸の雰囲気の中で、すき焼きを味わってみてはいかがでしょうか？

茶寮 伊藤園
「お〜いお茶」でも有名な伊藤園が手がける、お茶の専門店。抹茶やお茶のドリンクや、甘味など、疲れたときにもほっと一息つけます。また、お土産としてお茶を選ぶのもおすすめです。

その他、「おこのみ横丁」「江戸前横丁」とエリアが分かれ、お寿司やそば、おでんのお店なども並びます。
和食をメインに選択肢もたくさんあるので、気分に合わせて選べます。 

羽田空港の楽しみ方：ショッピング編

羽田空港には、立ち寄りたいお店が多いです。
その中でも、羽田でしか見られないお店や、旅行気分を味わえるお店をご紹介します。

【T1】童心 Juveniland TOKYO｜大人も子どもも楽しめる

出典：https://tokyo-haneda.com/enjoy/recommended_place/index.html

第1ターミナルの3階にあるおもちゃ屋さん「童心 Juveniland TOKYO（ジュブナイランドトーキョー）」。
名前のとおり、誰もが童心に返っておもちゃを楽しめる素敵なショップです。

特筆すべきは、アンティーク玩具のコレクターとして有名な北原照久氏のコレクション。
北原さんは、テレビ番組「開運！なんでも鑑定団」で鑑定をされている玩具の専門家です。
普段見る機会の少ないブリキのおもちゃなど、ゆっくりと鑑賞しましょう。 

また、飛行機や電車好きの方にはたまらない、プラレールやミニカーも充実しています。
お子様と一緒にお土産を選ぶもよし、昔懐かしいおもちゃをカップルやご夫婦で楽しむもよし、ご自身や家族の趣味に合わせて過ごしてみてはいかがでしょうか。

子供から大人まで、幅広い年代の方が楽しめるショップで、時間が経つのを忘れる方が続出です。 

【T1・2】空弁工房 ｜旅に出る気持ちで選ぶ空弁

出典：https://www.airport-restaurant.com/restaurant-shop/soraben/

旅の楽しみのひとつである、お弁当。
駅弁を食べたことがある方は多いと思いますが、空港のお弁当、通称”空弁”も大人気です。
お出かけの際のお昼ご飯や、羽田空港のお土産として、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか？

「空弁工房」は、第1ターミナル2階・第2ターミナル2階、どちらも「時計台2」付近に店舗があります。
羽田空港限定の空弁の他、全国各地の様々な空弁が揃っています。
テレビ番組でも紹介された、北海道佐藤水産の「ジャンボおむすび」など、人気商品はすぐに売り切れてしまうことも。
お目当ての空弁がある方は、どうぞお早めに。 

h3【T2】おもしろ自動販売機｜全国各地の名産や機内食も

羽田空港の中には、全国のおもしろ自動販売機があることをご存知でしたか？
普段見かけない即席ラーメンや機内食など、自動販売機をチェックするだけでもおもしろいです。
今回は、羽田空港の公式You Tubeで取り上げられている自動販売機を一部ご紹介します。

第2ターミナル1階

• 世界の機内食：冷凍販売で、スペインやアメリカ、日本の機内食を購入できます。
• おむすびケーキ：おむすびの形をしていますが、開けてみると中身はケーキ。写真映えも期待できます。

第2ターミナル2階

• ご当地食品：北海道、秋田、山形、福島、富山、岡山、熊本、福岡など、各地の銘菓やレトルト食品などが詰まった自動販売機。くまモングッズや秋田犬のぬいぐるみなども購入可能。
• 即席ラーメン：お湯を入れるだけの即席ラーメンも、ご当地の味で楽しめます。羽田空港ラーメンの他、富山ブラックラーメン、北斎ラーメンなどの豊富なラインナップがそろっています。

上記以外にも、羽田空港オリジナルキャップが購入できたり、あぶら取り紙で有名な「よーじや」のロゴが浮かび出るラテアートが楽しめたりと、様々な自動販売機があります。
おもしろ自動販売機探しも、観光の一つにしてみてはいかがでしょうか？

【T2】Tokyo’s tokyo｜旅グッズや東京土産なら

出典：https://tokyo-haneda.com/shop_and_dine/detail/tenant_00266.html

第2ターミナルの3階、マーケットプレイスにあるのが「Tokyo’s tokyo（トーキョーズ トーキョー）」。
お店のテーマは「東京発の旅」で、これから出かける人には旅の道具を、ふるさとに帰る人には東京のお土産を提案しています。 

店内に並ぶ文房具、カバン、小物などは、選ぶだけではなく、商品をどのように組み合わせるかまで構想されています。
「東京を編集する」という視点でつくられているので、旅に嬉しいちょっとしたスイーツやおつまみ、駄菓子なども並び、見ているだけで楽しめますね。 

また、これから旅に出る方のために、日本各地の書籍も取り揃えています。
一般的な書店にある情報誌とは違い、その土地を舞台にした本がセレクトされています。

【T3】Tokyo Pop town｜観光客気分でショッピング

第3ターミナル5階のショップエリア「Tokyo Pop town（トーキョー ポップタウン）」。
日本の「今」を楽しめるショップが並びます。

博品館TOY PARK
全長約50mのスロットカーサーキットが目玉。飛行機のおもちゃや模型もそろっています。

CHARACTER SHOP HAIKARA
大人気のキャラクターグッズがたくさん。昔なつかしい漫画から、最新アニメのキャラクターまで、見るだけでも楽しめるお店です。

LUXURY FLIGHT×HighRate
飛行機ファンにはたまらない、オリジナルグッズを扱うお店。ミリタリーやエアライン関連の商品を購入できます。

羽田空港の周辺観光スポット

羽田空港だけだと時間が余ってしまうのでは、と不安な方もいるでしょう。
実は、羽田空港の周辺にも、多くの観光スポットがあります。
お休みの日に羽田空港に行こうか迷っている方は、ぜひ下記のスポットも確認してみてください。

城南島海浜公園｜飛行機を間近に見られる公園

羽田空港から車で約15分の場所にあるのが、「城南島海浜公園」です。
キャンプやバーベキューができるため、家族連れで一日を過ごすのにぴったり。
ドッグランや砂浜もあり、お散歩にもおすすめです。 

羽田空港が目の前に見える位置にあるため、飛行機が頭上を通過したり、ゴオーッというエンジン音が楽しめたりと、臨場感をたっぷり味わえます。
撮影ポイントとしても人気があるので、体を動かしつつ飛行機も楽しみたい方におすすめです。

平和の森公園｜アスレチックが充実

出典：https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/heiwanomori.html

「平和の森公園」へは、羽田空港から車で約15分。
自然に囲まれた広い公園で、フィールドアスレチックが充実しています。
木でできたやぐらに登ったり、小さなタライに乗って池を進んだり、その数40種類。
高校生以上360円、小中学生100円と有料ですが、1日楽しめます。 

アスレチックの他にも、水遊びができる噴水や、かけっこができる原っぱなどがあるため、小さなお子様連れの方にもおすすめです。 

JAL 工場見学 Sky Museum｜JALの格納庫で飛行機を見学

出典：https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/heiwanomori.html

羽田空港に行くなら、飛行機を間近に見たい方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、「JAL 工場見学 Sky Museum（スカイミュージアム）」です。
東京モノレールに乗って、第1ターミナルと第3ターミナルの間にある、新整備場駅へ向かいましょう。
駅から徒歩2分のところに、スカイミュージアムがあります。

JALの格納庫内をガイド付きで見学できて、写真撮影も可能です。
実際に整備士さんが整備をする様子も見られます。
また、JALの歴史や航空機のモデルプレーン、仕事紹介などの展示も豊富です。
限定ショップもあるので、お買い物も楽しめます。

ただし、人気の施設のため、予約枠がすぐに埋まってしまうことが多いです。
見学希望日1ヶ月前の同日9:30から予約できるため、受付開始後はすぐに申し込みましょう。

参考：https://www.jal.com/ja/kengaku/info/

ANA Blue Base Tour｜ANA職員の訓練施設を見学

出典：ANA Blue Base Tourホームページ

「ANA Blue Base Tour（ブルーベースツアー）」は、ANA職員の訓練施設を見学できるスポットです。
客室乗務員や貨物スタッフ、整備士など、主に6つの職種の訓練施設をガイド付きで見学できます。仕事体験ができるツアーや、CAさんに質問ができるツアーなど、興味に合わせて見学できる点が魅力です。
空のお仕事に興味があるお子様とぜひ訪れたいですね。

最寄り駅は、京急電鉄の穴守稲荷駅か、東京モノレール天空橋駅です。
事前予約制ですが、人気のツアーのため、すぐに売り切れになることも。
ツアー参加希望日1ヶ月前の同日00:00から予約できますので、早めのご予約をおすすめします。

また、ANAも格納庫での見学を行っています。
「ANA Blue Hangar Tour（ブルーハンガーツアー）」の最寄り駅は、東京モノレール新整備場駅です。
別途予約が必要ですので、お間違えのないようご注意ください。 

天王洲アイル｜運河沿いのおしゃれなエリア

デートの行き先に悩んでいる方には、「天王洲アイル」もおすすめです。
「天王洲アイル」は、運河に囲まれたおしゃれなレストランが立ち並ぶエリア。
羽田空港からは東京モノレールで約15分です。 

レストランでは運河を眺めながらのランチや、夜景を楽しみながらのディナーも。
運河沿いのボードウォークは、夜の工場夜景を見ながら散策するのにもぴったりです。

ドラマの撮影なども行われているので、お気に入りのドラマのシーンを再現して、写真を撮るのも面白いですね。
アートにも力を入れているので、街中に点在するオブジェを見て回るなど、いろいろな楽しみ方ができるのが魅力です。

羽田空港へのアクセスはNearMeがおすすめ

羽田空港に移動する新しい手段としておすすめしたいのが、NearMeです。
NearMeとは、ハイエースやアルファードなどの大きめの車両を相乗りで利用できる新しいタクシーサービスです。
相乗りという点を除いては一般のタクシーと同様で、荷物を預けてドアツードアで快適に移動できます。早朝や深夜も利用できるため、リムジンバスや電車のように運行時間や本数を気にする必要がありません。

利用料金・支払い方法

NearMeの利用料金は以下の通りです。

※詳細は、公式サイトをご確認ください。
NearMeは事前に運賃が確定するので、タクシーのようにメーターの上がりに不安を抱える必要もなく安心して乗車できます。
支払い方法は、事前にアプリで登録したクレジットカードからの支払いになるため、降車時の精算も不要です。

予約方法

NearMeの予約は必要な情報をwebあるいはアプリで入力するだけで済みます。
ホームページおよびアプリから出発（あるいは到着）する住所と人数、迎車時刻（あるいは空港到着時刻）、手荷物の情報を入力します。
予約が確定したら、迎車位置や車両情報（ナンバープレートの情報や、写真付きの車種情報）、迎車時間などの詳細が記載されたメールが届きます。また、利用の際はアプリをインストールするのがおすすめで、車両の到着をリアルタイムにお知らせしてくれます。
注意点として、利用の48時間前までに予約を確定する必要があります。なお、キャンセル料金は乗車48時間前までは無料ですが、24時間前では代金の30%、それ以降では全額が発生するので注意してください。

まとめ

いかがでしたか？今回は、羽田空港や周辺の観光スポットについてご紹介しました。
羽田空港には、多くのお店やデートスポットがそろっているので、お出かけの際は1日楽しめます。
旅行で利用した際にはゆっくりと見ることがなかったお店やレストランも、ぜひ一度チェックしてみてください。

また、羽田空港へのアクセスが心配な方には、NearMeがおすすめです。
好きな場所から、好きな時間に予約でき、重たい荷物も楽々運べます。
ご旅行やお出かけの際には、ぜひご利用ください。