成田空港に電車で行きたい時に、乗り換え案内などで調べるとたくさんの行き方が出てきます。京成スカイライナーや成田エクスプレスだと、どっちが快適にアクセスできるのか良くわからないですよね。
この記事では、京成スカイライナーと成田エクスプレスの違いを徹底比較しました。
京成スカイライナーと成田エクスプレスの違い
ここでは、京成スカイライナーと成田エクスプレスそれぞれの特徴と違いについて解説します。
簡単比較表
京成スカイライナー | 成田エクスプレス | |
東京駅からの所要時間 | 48分~55分 | 54分~1時間10分 |
東京駅からの料金 | 2,680円 | 3,020円 |
利便性 | 座席:全席指定 運行:3本/1時間 | 座席:全席指定 運行:2本/1時間 |
京成スカイライナーの基礎情報
まずは、京成スカイライナーの以下について紹介します。
- チケットの購入方法
- 乗り方
- 停車駅
- 時刻表
京成スカイライナーとは
上野駅と成田空港駅間を運行する空港特急です。
在来線最速の時速160kmで走行でき、日暮里駅から空港第2ビル駅までを最短36分(日暮里駅〜空港第2ビル駅までの最短所用時間)で結びます。
切符・チケットの購入方法
京成スカイライナーに乗車するには、切符やSuica等のICカードによる乗車券の他にライナー券が必要になります。
ライナー券(チケット)の購入方法は以下の3つです。
- チケットレスサービス
- インターネットで予約
- 窓口で予約購入
それぞれの方法を順番に解説します。
1. チケットレスサービス:
スマホや携帯電話の画面がライナー券の替わりになり、窓口や発券機を利用することなく、スカイライナーに
スムーズに乗ることができるサービスです。
購入の手順は、以下の3ステップです。
- 予約サイトにアクセスして会員登録。
- パソコン、スマートフォン、携帯電話でライナー券を予約購入。
- 携帯電話、スマートフォンを持って乗車。(別途乗車券またはSuica等のICカードが必要)
2.インターネットで予約:
パソコン、スマートフォンからインターネットで予約します。
乗車前に、窓口や発券機またはコンビニ(ファミリーマート)で代金を支払い、ライナー券を受け取り乗車します。(別途乗車券またはSuica等のICカードが必要)
3.窓口で予約購入:
駅、旅行代理店などで購入します。
乗車日の1ヶ月前から販売され、発見場所は以下の通りです。
- スカイライナー停車駅
- 成田国際空港ターミナルビル内の乗車券販売カウンター
- 上野案内所
- 京成トラベル各営業所
- 近畿日本ツーリスト、JTB、日本旅行、小田急トラベル、京王観光、東武トップツアーズ、名鉄旅行、阪急交通社ほか主な旅行代理店
乗り方
上野駅または日暮里駅で降りて成田空港の看板の案内に沿って進みます。
京成線の乗り換え口の改札を通ります。ここはSuicaで通ることが可能です。スカイライナー専用のホームの手前に係の人がいるので、ライナー券を提示して車両に乗りましょう。
停車駅
上野駅、日暮里駅、成田空港第2ビル駅、成田空港駅の4駅です。
時刻表
スカイライナー公式HPの時刻表をご確認ください。
京成スカイライナーについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
成田エクスプレスの基礎情報
次に、成田エクスプレスの以下について紹介します。
- チケットの購入方法
- 乗り方
- 停車駅
- 時刻表
成田エクスプレスとは

東京駅をはじめ、品川・渋谷・新宿・池袋・横浜・大宮などの主要な駅と成田空港をダイレクトに結びます。充実した車内空間、利便性を備えた車両です。
切符、チケットの購入方法
成田エクスプレスに乗車するには、切符またはSuica等ICカードの乗車券の他に、特急券が必要になります。
購入方法は以下3つです。
- えきねっとで予約購入
- えきねっとでチケットレスサービス
- 窓口で予約購入
それぞれの方法を順番に解説します。
1.えきねっとで予約購入:
パソコン、スマートフォンからえきねっとにアクセスして、予約購入する方法です。
乗車日1ヶ月前の切符発売日のさらに1週間前から申し込む事ができます。
えきねっとで申し込んだチケットは事前の受け取りが必要です。
受け取り、支払いはJR東日本の指定席券売機、みどりの窓口などでする事ができます。
チケットの受け取りに必要なものは以下の3つです。
- 予約手続き完了時に知らされた予約番号(5桁)
- 申し込み時に登録したクレジットカード
- クレジットカードの暗証番号
受け取りは本人のみ可能なのも覚えておきましょう。
2.えきねっとでチケットレスサービス:
えきねっとでもチケットレスサービスがあります。
さらに、えきねっとチケットレス割引も適用される、便利でお得なサービスです。(パソコンからは申し込めません)
購入の手順は以下の3ステップです。
- スマートフォン、携帯電話のえきねっとサイトにアクセスし、チケットレス申し込みメニューから申し込む。
- 申し込み完了後、購入完了メールが届くので、端末に保存し持っていく。
- 乗車(別途乗車券またはSuicaなどのICカードが必要)
3.窓口で予約購入:
みどりの窓口、びゅうプラザ、指定席券売機、また主な旅行会社で乗車日の1ヶ月前から販売します。
乗り方
乗車券と特急券を持っている場合は、そのまま券を通して改札を抜けます。
Suicaを乗車券として利用する場合は、先に特急券を改札に通し、後からSuicaをタッチしましょう。
停車駅
成田駅、佐倉駅、四街道駅、千葉駅、東京駅、品川駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅、大宮駅、吉祥寺駅、三鷹駅、国分寺駅、立川駅、八王子駅、高尾駅、武蔵小杉駅、横浜駅、戸塚駅、大船駅、成田空港第2ビル駅、成田空港駅の22駅です。
時刻表
成田エクスプレス公式HPの時刻表をご確認ください。
成田エクスプレスについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
成田空港への交通手段は他にもたくさんある
ここまで、京成スカイライナーと成田エクスプレスについて、比較しながら解説して来ました。
ですが、成田空港への交通手段は他にもあります。
ここでは、京成スカイライナーと成田エクスプレス以外の成田空港への交通手段をご紹介します。
ニアミーエアポート

ニアミーエアポートはドアtoドアで成田空港まで車で送迎してくれる新しいサービスです。
独自のAI機能により最も適した送迎ルートを実現。何と言っても、自宅やホテルから直接成田空港に行くことができるので重い荷物を持って歩く必要がありません。成田空港に向かう便にはWi-Fiも完備しています。(一部車両にはありません)
他にも、
- オンライン決済でスムーズに移動可能
- 飛行機遅延に伴う料金請求はなし
- 申し込み時には、英語対応も可能
などの特徴があります。
気になる利用料金ですが、成田空港まで定額5,980円/人〜。
現在のサービスエリアは都内23区となっており、都内からの移動であれば非常に便利です。利用については、事前予約制で前日の18時まで予約可能となっています。(サービスサイト)
バス・リムジンバス
もう1つの手段はバスやリムジンバスで成田空港に向かう方法です。
Airport Limousineなどが有名ですが、乗り場が駅やホテルと多数あるのが魅力ですね。
渋滞の心配もありますが、HPに現在の所要時間を記載してくれているので安心です。
料金は成田空港からの距離によって変わりますが、都心からだと1人あたり3,200円ほどで利用可能です。
利用可能エリアも多く東京、神奈川、千葉、埼玉まであります。
京成アクセス特急
京成アクセス特急とは、京成電鉄の運行列車の1種類で、成田空港へ成田スカイラインを経由して向かう列車です。
ほぼ40分サイクルで運行されていて、特急よりも停車駅が少なくなっています。
日本橋・空港第2ビル駅間は最短59分という短さで、1,330円で利用できるのが魅力です。
各交通手段の一括比較
最後に各交通手段の一括比較をします。
比較表
京成スカイライナー | 成田エクスプレス | ニアミーエアポート | バス、リムジンバス | 京成アクセス特急 | |
東京駅から所要時間 | 48分〜55分 | 54分〜1時間10分 | 1時間10分〜1時間20分 | 1時間25分〜1時間40分 | 1時間10分〜1時間15分 |
料金 | 2,680円 | 3,020円 | 5,980円/人〜 | 2,800円〜3,200円 | 1,670円 |
利便性 | 全席指定1時間に3本運行 | 全席指定1時間に1〜2本運行 | 自宅に送迎事前予約制Wi-Fi完備 | 2時間に1本運行 | 1時間に1本運行 |
結局おすすめなのは?
とにかく早く着きたい、時間通りに動きたい人は出発する地点にもよりますが電車が最短ですね。
移動費用を抑えたい場合であれば京成アクセス特急が最安で利用できます。
電車に乗らず自宅や指定の地点から移動したい場合には、ニアミーエアポートを利用するのが良いでしょう。
それぞれの方法にメリットデメリットがあり、人によっても利便性には違いがあることがわかりますね。
まとめ
今回は京成スカイライナーと成田エクスプレスの違いを解説しました。
それぞれ用途や目的によって良し悪しがはっきりしていると思うので、その時にあった物を利用するのが良いですね。
また、成田空港へのアクセス手段、移動目的は様々です。
特に旅行で荷物が多い時などは、ニアミーエアポートをぜひご利用ください。移動が快適になり、楽しい旅が送れますよ!
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