池袋から羽田空港に向かう交通手段はいくつかあるものの、どれが良いのか迷うことも多いかと思います。
本記事では、羽田空港⇔池袋間のアクセス手段を4つご紹介し、メリットやデメリットの比較をしました。
最適なアクセス手段を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
池袋から羽田空港へアクセスする際の主な交通手段
池袋から羽田空港までのアクセスする際の主な交通手段と、料金・所要時間、特徴は以下の通りです。
アクセス方法 | 料金 | 所要時間 | 特徴 |
電車 | 560~900円(ICカード) | 約50~60分 | 料金が安い |
リムジンバス | 1,300円 | 約50分 | 料金が安い |
タクシー | 10,000~12,000円 | 約60-70分 | ドアツードアで移動できる |
スマートシャトル® | 1人あたり3,480円 | 約60分 | いつでもどこでも利用可、ドアツードア |
それぞれの交通手段の利用方法や料金などの詳細情報や、メリット・デメリットについて詳しく紹介します。
池袋から羽田空港まで電車でアクセスするには
池袋から羽田空港まで電車でアクセスする場合、下記の路線を利用する経路があります。
- 山手線→京急線/東京モノレール
- 丸ノ内/埼京線→山手線→東京モノレール
それぞれの利用方法や所要時間、運賃を比較しながら解説します。
複数経路を把握しておくことで、自分に合った交通手段を選べるだけでなく、代替経路の利用もスムーズになるでしょう。
アクセス経路
池袋から羽田空港への電車でのアクセス方法は下記の通りです。
京急線を使う場合 (品川駅経由) | モノレールを使う場合 (浜松町駅経由) | |
料金(ICカード) | 566円 | 766円 |
所要時間(乗り換え・待ち時間含む) | 約1時間 | 約1時間 |
ルート | 池袋 ↓(JR線) 品川 ↓(京急線) 羽田空港第1・第2ターミナル | 池袋 ↓(JR線) 浜松町 ↓(東京モノレール) 羽田空港第1ターミナル |
池袋から羽田空港に電車で向かうには、山手線、埼京線、丸ノ内線を利用できます。
そこから、品川経由で京急線あるいは浜松町経由で東京モノレールにより羽田空港に到着可能です。
いずれの場合も料金は566~868円程度、所要時間は50-60分、乗り換え回数は1-2回程度。
京急線を利用した方が料金を安く抑えられるので、交通費が気になる時は京急線の利用がおすすめです。
また、復路であれば、土曜・日曜・祝日であれば「モノレール&山手線内割引きっぷ」を利用できます。500円で乗車できるお得な切符です。
※東京モノレールの公式HPにて、2024年3月31日(日)までは適用されることが発表されています。
メリット・デメリット
電車を利用するメリットは「コストパフォーマンスの良さ」と「運行本数」です。池袋から所要時間60分、料金600円以下で羽田空港に到着できる公共交通手段は他にありません。
また、運行本数も京急線で10分に1本、東京モノレールで5分に1本の頻度で運行しています。
池袋から山手線・埼京線・丸ノ内線の運行本数も同程度に多いので、特に時間を気にせず利用できるでしょう。
時間帯によって混雑することや、大きな荷物の置き場所に困る点がデメリットです。
池袋から羽田空港までリムジンバスでアクセスするには
リムジンバスを利用することで、池袋から羽田空港まで乗り換えなしでアクセスできます。
池袋から羽田空港までのリムジンバスは「東京国際交通」「国際興行バス」が共同運行しています。乗車位置、予約方法、支払い方法などの特徴を紹介します。
バス乗り場
バス乗り場は下の通りです。
- 池袋サンシャインシティ文化会館
- サンシャインシティプリンスホテル
- 池袋駅ホテルメトロポリタン
- 池袋駅西口
なお、運航時刻によっては、池袋駅西口のみで乗車が可能となっているため注意が必要です(国際興行バスにより運行されている便が該当)
予約・支払い方法・料金
リムジンバスの料金は一律、大人1,300円 / 小児650円です。
リムジンバスwebを使えば、1か月前から5分前までの便を予約できます。
このリムジンバスwebで予約すると、QRコード認証でスムーズな乗車が可能です。
なお、いずれの便でも、空席があれば予約なしで乗車できます。
予約していない場合は下記の方法で支払いを行いましょう。
- 乗車時に現金、交通系IC、VISAタッチ
- サンシャインプリンスホテル1階フロント、ホテルメトロポリタン1階ベルデスクにて乗車券の購入
時刻表
池袋から羽田空港までのリムジンバスの時刻表は以下の通りです。
池袋サンシャインバスターミナル | 池袋駅西口 | 羽田空港 第2ターミナル |
—- | 6:45 | 7:20 |
—- | 7:15 | 7:50 |
—- | 7:45 | 8:20 |
—- | 8:45 | 9:35 |
—- | 9:30 | 10:20 |
—- | 10:15 | 11:05 |
—- | 11:45 | 12:35 |
11:45 | 12:15 | 13:05 |
12:45 | 13:15 | 14:05 |
14:30 | 15:00 | 15:50 |
15:30 | 16:00 | 16:50 |
—- | 16:30 | 17:20 |
—- | 17:00 | 17:50 |
17:00 | 17:30 | 18:20 |
18:15 | 18:45 | 19:35 |
バスは早朝から夜まで30分に1本程度の間隔で運行されています。
上記時刻表は新型コロナウイルスの影響で従来より一部減便されており、今後もダイヤ改正には注意が必要です。
メリット・デメリット
バスのメリットは、池袋から羽田空港までバス停からの乗り換えなしに、料金1,300円で移動できるコストパフォーマンスの良さです。
特に手荷物の多い時などは電車での乗り換えなどが手間に感じられますが、バスでは乗り換えなくスムーズに移動できます。
デメリットとしては電車に比べて便数も少なく、確実に乗車するには予約が必要となることです。移動の日程が不確実であるなら、予約した便に乗れないリスクも考えられます。
池袋から羽田空港までタクシーでアクセスするには
池袋から羽田空港までタクシーでアクセスする場合、料金目安は10,000円~12,000円(所要時間60-70分)です。
池袋駅周辺のタクシー乗り場
池袋駅周辺のタクシー乗り場は以下の通りです。
池袋東口タクシー乗り場
池袋駅の地上東口出口を出てすぐのエリアにタクシー乗り場があります。待機するタクシーも多く、スムーズな利用ができます。
池袋西口優良タクシー乗り場
地上西口出口を出てすぐのエリアに「優良タクシー乗り場」と書かれたタクシー乗り場があります。駅から近く、近隣の案内表示からも簡単にたどり着けるできるでしょう。
ただ、西口の場合はタクシープールとタクシー乗り場の距離があるため、東口と比較すると車両を捕まえにくいこともあるかもしれません。
その他のタクシーが捕まえやすい場所
西口交番前、西口五差路、警察署前交差点は、タクシーの交通量も多く、どの方面に向かう道路からも流しのタクシーを捕まえやすいエリアです。
メリット・デメリット
ドアツードアで自分の好きなタイミングで羽田空港まで移動できるのが最大のメリットです。公共交通機関では乗り換えや待ち時間が発生することも多く、スーツケースなど荷物が多いと煩わしく感じることもあります。
その点、タクシーの移動は手間がかからないのが魅力です。
デメリットとしては料金が高く、道路交通状況によっては到着時刻や運賃にばらつきが生じることです。
池袋から羽田空港へはスマートシャトル®がおすすめ
自宅・ホテルと羽田空港をドアツードアで移動できる新しい移動手段としてスマートシャトル®が注目されています。
タクシーのように乗り換えいらずの手軽な移動手段でありながら、安価な定額料金でお財布にも優しく安心して利用できる特徴があります。
相乗りを採用することで低価格な移動を実現しており、出発するエリアに基づいて分かりやすく計算されています。
車両の貸し切りも可能なので、乗車人数が多い場合は広々した車両で大人数でも移動できるのが特徴です。
スマートシャトル®のメリット
スマートシャトル®のメリットをさらに詳しく説明します。
初回20%OFFクーポンが適用される点も魅力のひとつで、ただでさえ安い料金をさらに抑えることが可能です。
また、隠れた魅力としては乗車によってJALやANAのマイルが貯まります。特に頻繁に利用する場合は、航空便の利用だけでなく空港までの移動でもマイルを効率的に貯めることができるでしょう。
利用料金・支払い方法
池袋からのスマートシャトル®の利用料金は下記の表の通りです。
スマートシャトル®の羽田空港への移動における料金
区間 | 大人料金/名 | 料金/名 子供(6-11歳) ジュニアシート(4-5歳) チャイルドシート(0-3歳) ※膝上の子供は無料 | スーツケースは1人1個まで無料。 2個目以上の料金 |
荒川区、中野区、杉並区、豊島区 | 3,480円 | 1,740円 | 1,000円/個 |
最大の特徴は区や市といった大きいエリアで一律料金が設定されていることです。
タクシーのように停車時のメーター上昇を気にする必要もなく安心して乗車できます。
支払い方法は、事前にアプリで登録したクレジットカードからの支払いになるため、降車時の精算も不要です。
また、スマートシャトル®で車両を貸切りで移動した場合の利用料金は下記の通りです。
区間 | 料金 |
杉並区、足立区、北区、豊島区、葛飾区、 | 10,800円 |
大人数での移動であれば、最大9人乗りで荷物の追加料金もない貸切車両を利用するのもおすすめです。
支払い方法は、相乗り同様に事前にアプリで登録したクレジットカードからの支払いが可能です。
予約方法
スマートシャトル®の予約は簡単で、ホームページおよびアプリから出発(あるいは到着)する住所と人数、迎車時刻(あるいは空港到着時刻)、手荷物の情報を入力します。予約は利用の48時間前までに確定する必要があります。
なお、キャンセル料金は乗車48時間前までは無料ですが、24時間前では代金の30%、それ以降では全額が発生するので注意が必要です。
予約が確定したら、迎車位置や車両情報(ナンバープレートの情報や、写真付きの車種情報)、迎車時間などの詳細が記載されたメールが届きます。
また、利用の際はアプリをインストールすることで、車両の到着をリアルタイムにお知らせしてくれます。
まとめ
池袋から羽田空港までのおすすめのアクセス方法について、電車・バス・タクシー・スマートシャトル®のメリットやデメリットの比較を行いながらご紹介しました。
アクセスのよい池袋では、様々な交通手段を選択できるので、シーンにあわせて利用しやすい方法で羽田空港まで向かえます。
なかでもスマートシャトル®は、池袋から羽田空港まで、1人あたり3,480円~でドアツードアの移動ができる他の交通手段にはない特徴があります。
手荷物を持ってバス停や駅まで向かう必要もない、またタクシーほど料金が高くないコストパフォーマンスの良さがメリットです。
ぜひ一度、スマートシャトル®を検討してみてはいかがでしょうか。