羽田空港から両国まで行く方法を解説!おすすめの移動手段も紹介

隅田川の東側に位置している両国。両国国技館があることから「相撲の街」として有名で、古き良き江戸の文化を感じられる街です。
本記事では、羽田空港から両国へ行く方法を4つ紹介します。
それぞれの公共交通機関の値段や乗り換え回数はもちろん、どのような方におすすめなのかも合わせて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
羽田空港から両国までの移動手段まとめ
まず羽田空港から両国まで移動できる4つの方法をまとめました。
移動手段 | 料金 | 乗換回数 | 所要時間 | 特徴 |
電車・モノレール※ | 670円 (ICカード) | 2回 | 約45分 | ・リーズナブルに移動できる ・ほぼ時間通りに移動可能 ・乗り換えが必要 |
スマートシャトル®️ | 1人あたり2,980円 | 0回 | 約30〜50分 | ・ドアツードアで移動できる ・完全予約制 ・1個荷物を無料で預けられる |
リムジンバス | 1,000円 | 0回 | 約1時間 | ・1日1本だけ運行している ・乗り換えなしで楽に移動できる |
タクシー | 8,000円~ | 0回 | 約25分 | ・ドアツードアで移動できる ・他の乗客を気にせず移動できる |
※羽田空港第1ターミナル〜JR両国駅の区間
どの公共交通機関にも、それぞれメリットとデメリットがあります。そのため自分にあった方法を選ぶようにしましょう。
羽田空港から両国までの4つの行き方

ここからは、羽田空港から両国までの4つの交通手段を詳しく紹介します。
- 電車・モノレール
- リムジンバス
- タクシー
- スマートシャトル®️
それぞれの料金や移動時間、乗り換えの回数などを解説していきます。
羽田空港から両国まで電車・モノレールで行く方法
電車・モノレールの場合、リムジンバスやタクシーと比べて、かなり料金を抑えて移動できます。リムジンバスやタクシーを利用すれば1,000円以上かかるのに対し、電車・モノレールの場合は約500〜700円ほどです。
ただ、ルートによって金額と時間が少し変わってきます。
おおよその移動時間と運賃は以下の通りです。
【料金・所要時間・ルート】
モノレールを使うルート | 京急線を使うルート | |
料金(ICカード) | 670円 | 522円 |
所要時間(乗り換え含む) | 約45分 | 約50分 |
ルート | ■両国 ↕︎(JR総武線) ■秋葉原 ↕︎(JR山手線・京浜東北線) ■浜松町 ↕︎(東京モノレール) ■羽田空港第3ターミナル■羽田空港第1ターミナル■羽田空港第2ターミナル | ■両国 ↕︎(JR総武線) ■秋葉原 ↕︎(JR山手線・京浜東北線) ■品川 ↕︎(京急線) ■羽田空港第3ターミナル■羽田空港第1・第2ターミナル |
※場合によっては直通・乗り換えの必要あり
また、モノレールと電車を利用する際のメリット・デメリットも簡単にまとめました。
【電車・モノレールのメリット・デメリット】
メリット | ・もっともリーズナブルに移動できる ・運行本数が多いため、待ち時間が少ない ・交通状況や天候に左右されない |
デメリット | ・車内は混雑していることが多い ・大きな荷物は置き場所に困る ・乗り換えが必要なため歩く必要がある ・路線図が複雑でわかりにくい ・ホームと空港ロビーが遠いため歩く距離が長い |
電車やモノレールはそもそもの運行本数が多いです。
加えて、どちらも運行間隔は、およそ10分程度。当日に運行上のアクシデントがない限り、電車は時刻表通りにくるので、所要時間も安定しています。
ただし、2〜3回ほど乗り換えをしなければいけないので、荷物が多い人や重い荷物を持っている人は、駅構内の移動が負担になるかもしれません。
以上のことから、できるだけ移動費を抑えたい方・荷物が少ない方には、電車・モノレールの利用がおすすめです。
羽田空港から両国までスマートシャトル®️ で行く方法
2つ目はスマートシャトルで羽田空港から両国に行く方法を紹介します。スマートシャトル®とは、株式会社NearMeが提供するタクシー相乗りサービスです。大型ワゴン車による相乗りで、最大9名まで乗車できます。
スマートシャトル®の料金やメリット・デメリットなどは、それぞれ以下の通りです。
【スマートシャトル®の料金・所要時間】
料金 | 1人あたり2,980円 |
所要時間 | 約30分〜50分 |
3人以上で利用すれば1,500円オフのグループ割が適用されます。そのため、大人数で利用すると1人あたりの料金がグッと下がるので、さらにお得です。
※さらに初回乗車の場合は、乗車料金が10%オフになります。(貸切の場合は、対象外)
次に、スマートシャトル®のメリット・デメリットについて紹介します。
【スマートシャトル®のメリット・デメリット】
メリット | ・タクシーの約3分の1の料金で利用できる ・深夜や早朝でも移動できる ・ドアツードアで移動できる ・荷物を1個無料で預けられる |
デメリット | ・サービス提供エリアが限られている ・混雑状況によって所要時間が変わる ※東京23区はサービス提供エリアなので両国は利用できます |
スマートシャトル®はタクシーの約3分の1の料金で利用可能です。
ルートはAIによるマッチングで決まり、高速道路を利用する場合も、料金は変わりません。
また、自分で乗車する場所を決められるので、歩く負担を減らせます。
ドアツードアで移動できるので、乗り換えをする必要もありません。スーツケースも1個無料で預けられます。
以上のことからスマートシャトル®は、大人数で移動する人や、できるだけ歩く負担を減らしたい方におすすめの移動方法です。
スマートシャトル®️は公式サイトから予約することで利用可能です。
羽田空港から両国までリムジンバスで行く方法
羽田空港から両国までのリムジンバスの料金やルートなど、それぞれ以下の通りです。
【リムジンバスの料金・所要時間】
料金 | 1,000円 |
所要時間 | 約1時間 |
所要時間は時刻表の目安です。交通状況によって変動するため注意しましょう。
【ルート】
ルート | 第3ターミナル | 第2ターミナル | 第1ターミナル | 錦糸町 | 両国 |
羽田空港→両国 | 20:00 | 20:10 | 20:15 | 20:50 | 21:00 |
ちなみに羽田空港は、ターミナルが3つあり、以下の通り、発着する航空会社がそれぞれ違います。
羽田空港 | 路線 | 到着する便の航空会社 |
第1ターミナル | 国内線 | ・日本航空(JAL) ・スカイマーク(SKY) ・スターフライヤー(SFJ) ※ANAコードシェア便(38〇〇)を含む |
第2ターミナル | 国内線 | ・全日空(ANA) ・エアドゥ(ADO) ・ソラシドエア(SNA) |
第3ターミナル | 国際線 | 国際線の航空会社(JAL、ANA含む) |
降りる停留所を間違えないように注意しましょう。
ターミナル到着は、2→1→3の順番です。
【乗り場】
羽田空港 | 乗り場 |
第1ターミナル | 9番乗り場 |
第2ターミナル | 10番乗り場 |
第3ターミナル | 4番乗り場 |
【メリット・デメリット】
メリット | ・座席定員制のため必ず座れる ・荷物を預けることができる ・停留所まで歩く距離が短い |
デメリット | ・混雑具合によって所要時間が変わる ・1日1本しか運行してない |
大きな荷物を預けられる・必ず席に座れるといったことは、スマートシャトル®️と同じメリットといえます。
しかし、羽田空港から両国までは、1日に1本しか運行していないため、かなり時間の制約があるといえるでしょう。
そのため、上記の乗車時刻外に到着したい場合は、リムジンバス以外の交通手段の利用をおすすめします。
羽田空港から両国までタクシーで行く方法
好きな時間に、好きな場所まで送迎してもらえるタクシーも便利です。他の乗客に気を使う必要がないため、楽に移動できます。
羽田から両国に行く場合「羽田空港定額タクシー」というサービスがあります。通常タクシーはメーター制ですが、一定金額を払うだけで乗車できるサービスです。
料金の内訳は、以下の通りです。
時間帯 | 5:00〜22:00 | 22:00〜5:00 |
料金 | 8,400円 | 9,900円 |
※事前予約が必要です
予約なしの場合、通常の料金での利用となります。NAVITIMEのタクシー料金検索でのシミュレーション結果は以下の通りです。
【タクシーの料金・所要時間】
高速利用あり(高速料金含む) | 高速利用なし | |||
通常 | 深夜割増 | 通常 | 深夜割増 | |
料金 | 9,950 円~ | 11,650円~ | 7,900円~ | 10,100円~ |
所要時間 | 約25分 | 約45分 | ||
走行距離 | 約20km |
※料金はおよその金額で算出しています。
【メリット・デメリット】
メリット | ・時間に融通がききやすい ・深夜や早朝でも移動できる ・ドアツードアで移動できる ・大きな荷物はトランクに入れられる ・ほかの乗客に気を遣う必要がない |
デメリット | ・料金が他の公共交通機関よりも高い ・道路の混雑具合で遅れが生じる可能性あり ・大人数での移動には向いていない |
タクシーの利用は深夜でも早朝でも自由に移動できるのがメリットです。荷物も預けられ、快適に移動できます。
さらに、タクシーの場合は自分以外に乗客はいないため、電車の乗車時のように、周りの乗客に気をつかう必要もありません。
一方、どうしても料金がかさんでしまうことがデメリットとして挙げられます。高速道路を利用しない場合でも、約8,000円はかかってしまいます。
また、そもそも大人数で乗ることができませんので、4人以上の場合にはあまり向いていません。
羽田空港から両国の移動にはスマートシャトル®️がおすすめ

引用元:nearMe公式サイト
羽田空港から両国への移動方法として4つの移動手段を紹介してきました。
ここでは大きな荷物がある場合を想定して、電車、リムジンバス、スマートシャトル®、タクシーの4つを比較しました。
電車・モノレール | リムジンバス | スマートシャトル® | タクシー | |
料金 | 500〜700円 | 900円 | 2,980 円 | 9,950 円~ |
所要時間 | 約45分 | 約1時間 | 約30〜50分 | 約25分 |
大きな荷物を預けられる | × | ○ | ○ | ○ |
ドアツードア | × | × | ○ | ○ |
好きな時間に移動可能 | ○ | × | ○ | ○ |
ほかの乗客に気を使わなくて良い | △ | × | △ | ○ |
中でも、スマートシャトル®️がおすすめです。
スマートシャトル®ならタクシーの約3分の1というリーズナブルな料金で利用できます。
ドアツードアで移動できるので、大きな荷物がある場合でも、移動の煩わしさがなくなるでしょう。
さらに、早朝や深夜などの時間帯でも予約が可能で、時間帯の融通が利くのも便利なポイントです。
以上のことから、移動の手間を省きたい人・大きな荷物を持っている人はスマートシャトル®の利用がおすすめです。
まとめ

ここまで、羽田空港から両国までおすすめの交通手段を4つ解説しました。
「リムジンバス」「スマートシャトル®」「電車・モノレール」「タクシー」のそれぞれにメリット・デメリットが存在します。
状況に応じて、自分にとって最適なアクセス手段を選ぶことが大切です。価格を優先するなら電車やモノレール。大きな荷物があって移動が大変な方はスマートシャトルやタクシーを選ぶと良いでしょう。
なかでもスマートシャトル®は、快適さとリーズナブルさを兼ね備えたコストパフォーマンス抜群の新しい交通手段です。羽田空港と両国間の最適なアクセス手段をご検討の際は、ぜひ候補のひとつに入れていただければ幸いです。